PREMIUM GOLF GOODS
文・写真:大山 郁夫
どんなに高価な時計でも
腕にはめてこそ価値が生まれます!
貴方には不必要でも欲しい方がいらっしゃいます!



今、巷ではアンティークな腕時計が高額な価格で売買されているのをご存知
でしたか? 中には発売当時、数十万円だったものが数百万円ものプレミアムが
付いているものもあるとか。今回はそんなアンティークな時計をご紹介しましょう。
お話を伺ったのは東京・銀座にある時計のセレクトショップ「SEEKERS」の
佐々木俊文さんです。

落ち着いた雰囲気のサロン風店内。展示品は
どれも時計好きにはたまらない逸品ばかり
「アンティークとは言っても時計、特に腕時計は骨董品とは違い歴史的には
まだまだ浅く、1900年ころから登場し、より精巧なものが製品化されたのが
1930年代です。
その代表が『ロレックス』です。もちろんそれ以外の、例えば『オメガ』なども
ありますが、古い時代での腕時計の決定的な違いは、現在でも“時を刻む”という
ことです。これがとても重要なファクターで、どんなに高価な金無垢使用ベルトと
いっても、動かないのでは全く価値がありません。その点、ロレックス製品は
今でも十分に使えるものが多いのです。高い完成度を誇っているからこそ世界的に
『ロレックス』腕時計の人気が高いのです」
「その中でも特筆すべきものが『ROLEX DAYTONA』(Ref.6241 )、
通称ポール・ニューマンモデルです。当店でも非売品としてありますが、もし価格を
付けるとすれば1,000万円以上になります。68年製造で発売当時は数十万円
ですが、現在では希少価値で、マニアの間ではまさに垂涎のモデルです」

ROLEX DAYTONA Ref.6241 非売品(約1,000万円以上)
ロレックス社が米国・デイトナビーチにオープンした「デイトナモーターサーキット」の
公式スポンサーになったことを記念して販売したもの。その中で俳優、ポール・ニューマンに
ちなんで68年から75年にかけて製造されたのがこの通称「ポール・ニューマン」モデル。
ポール・ニューマン・ダイアルという独特な白い文字盤と、左の円形文字盤が15、30、45、60と
4分割されているのが他のデイトナシリーズと大きく違うところ。18Kの金無垢ベルトが一際人目
を引く。希少価値が極めて高く、日本でも滅多にお目にかかれないという逸品中の逸品

ROLEX OYSTER Ref.6263 非売品(660万円以上)
18K金無垢ベルトの78年モデル
かつて、ゴルフの世界にもパーシモンウッドに高値が付き、売り買いされた時代が
あった。しかし“今は昔”その栄光の影すらない。
その危惧は時計にはないのだろうか?
現代のように製造工程の大部分が機械生産に頼る腕時計に比べ、当時は熟練の
職人さんが1工程ずつ丁寧に仕上げているものだけに、その逸品には“魂が宿る”
ような気がする。手に取り実際に腕にはめてこそ、魂が蘇り、その価値が生まれる
のではないだろうか。

FRANCK MULLER
ヴェガスモデル
1,980,000円(定価:5,932,500円)
ヴェガスとは米国・ラスベガスを
イメージしたネーミング。
人気の黒文字盤にダイヤモンドを
装飾したディスク(ルーレット盤)が
回る豪華な時計

TAG HEUER
CARRERA
販売価格:2,480,000円
2006年に500本限定販売を
計画したが、約360本しか製造
されなかった。
シリアルナンバー付きの逸品
「腕時計は嗜好品です。ある意味では男のロマンです。いいものを身に付ければ
自然と立ち居振る舞いが変わるとも言われます。中にはお一人で何個もお持ちの
方もいらっしゃいます。『ROLEX』に限らず、もし使わないものがあれば是非、
譲って欲しいですね。その方には合わなくても他に欲しい方が必ずいらっしゃいます。
そんなサービスを当店が担っているのです」
“宝の持ち腐れ”と表現すると何か語弊があるが、もし眠っている腕時計があれば
一度、相談してみてはいかがだろう。

時計の修理も気軽に応じてくれる

取材にご協力いただいた佐々木さん

取材協力:SEEKERS SELECT
東京都中央区銀座8-16-1 グランスイート銀座レスティモナーク1F
TEL:03(3544)5050 www.select.seekers.co.jp
修理・売買出張相談も可能





