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ゴルフの祭典“マスターズ”

遥かなるオーガスタ! その全貌をお見せします!!

Photo by Gary Kobayashi
Text by Ikuo Oyama

オーガスタナショナルGCを実際ラウンドした経験をもとに
お伝えします。
今回はNO15ホールから最終のNO18ホールまでですが、
下記のコース全体写真を参照の上、ご覧下さい。

Hole by Hole

ほぼ真っ直ぐなホール。フェアウエイも広く思い切ったティショットが出来る。
中央から左サイドにドローで攻めたい。2オンも可能だがグリーン手前の池が
効いている。その池に向かって傾斜がきつく、奥からのアプローチは至難の業と
なる。

池が絡む美しいホール。しかしグリーンの傾斜がきつく、特に最終日は左下に
カップがあるため、グリーン中央を狙い、一度上ったボールが逆Uの字を描き
ピンに寄せるルートがベスト。グリーン奥からのアプローチはほとんどパーキープ
できないほど難易度が高い。

軽く左に曲がるホールだが、左サイドの木に神経を使う。やや砲台気味のグリーンは
手前が2つのバンカーにガードされ、そのバンカーの向こう側にピンがある場合は
手堅く中央狙いがベスト。ティショット次第ではバーディも狙えるホールだ。

オーガスタのホームホールにして唯一の右ドッグレッグのホール。狭い回廊を
抜けて右サイドの木の上からフェードで攻めるのがベスト。高低差が24ヤードも
あるため、第2打地点からグリーン全面を見ることはできない。勘と経験と判断力が
大いに試されるホール。

今年のマスターズはいよいよ日本時間の8日から開幕する。
現在の男子プロゴルフツアーは一言でいえば群雄割拠の時代。
相変わらずタイガーは不調だし、強いて言えば先週トーナメントで
逆転優勝したフィル・ミケルソンが最有力に挙げられるが、
これとて大本命ではない。
このところ世界の勢力図も大きく変わった。絶対的に優勢だったアメリカ勢の
勢いが影を潜めた代わりに台頭してきたのがヨーロピアンツアー勢。
もしかしたら栄光のグリーンコートに腕を通すのはこのヨーロッパ勢かも
しれない。

一方気になる日本勢だが、会場となるオーガスタからの直前情報では、
藤田寛之の好調さが伝わってきている。
しかし2年連続で予選落ちを喫している石川遼は、使用している
ドライバーの影響かショットに相変わらず安定性を欠いているという。
また、池田勇太はマイペース調整を続け、そのピークをマスターズに持ってきた
というが、自分のゴルフをさせてくれないのがメジャーであり、マスターズだけに
その点が気にかかる。

今年のマスターズにはアマチュアの松山秀樹を含め8年ぶりとなる過去最高の
4人の日本人が出場する。
東日本大震災の影響で日本中が沈んでいる現在、4人全員が予選通過
という朗報を是非オーガスタから届けて元気つけてもらいたいものだ。

(End)

Date:2011.04.06 Category:コラム, リポート