まさに走る“ファーストクラス”!! 優雅なそして軽快な走りを堪能!
「JAGUAR」は英国が世界的に誇る名車ですが、今回紹介する「ニューXJコレクション」は、従来のジャガーのイメージを一新したニューシリーズです。
取材・文:大山 郁夫


これまでポルシェといえば空冷エンジン独特のエグゾーストノイズを
轟かせ、華麗に疾走する姿がとても印象的だった。しかし4シーター
ながらスポーツカーの要素が強かったため、後席は狭いという現実は
拭い切れない事実でもあった。でもそれがポルシェの存在価値であり
世界中のポルシェファンから今も愛される要因でもあったのだが・・・。
その意味でも今回紹介する『 PORSCHE Panamera S 』は、そんな
これまで培ったスポーツカー造りのポルシェの既成概念をまさに
打ち破った"新たなラグジュアリーサルーン"の誕生といえるかも
しれない。
スポーツカーテクノロジーを全身にまとった
最高級のグランツーリスモサルーンの誕生!




この車を初めて目にした瞬間、まずその流麗なスタイリングに驚いた。
フロントノーズから織り成すこれまでの"男らしさ"とは違い、
"ヨーロッパの貴婦人"を思わせるどことなく気品に満ち溢れた
フロントから流れるようなデザイン。私は思わず"カッコいい!"と
叫んでしまったほどだ。
そしてそのシルエットは、前からも、横からも、さらに後ろから見ても、
そのカッコ良さは一目瞭然で、失礼ながら、ゴルフコースの駐車場にある
どの車よりひときわ際立っていた。


ポルシェはこのパナメーラを開発するにあたり、そのテーマは
スポーツ性を兼ね備えたプレミアムクラスの車だったという。
外観からではそのスポーツ性は計り知れないが、ひとたび
ドライビングシートに座って納得した。
高めに設定されたセンターコンソールにある、ポルシェ独特の
5連装丸型メータや、ステアリングとギアセレクトレバーとの
極めて短い間隔など、これらはまさしくスポーツカー特有のものだ。



さらにそのスポーツ性を印象付けたものがエンジン音の"咆哮"だった。
ひとたびイグニッションキーを捻った瞬間、4.8リッターV型8気筒の、
どこまでも低音でドライバーの五感を魅了する重厚かつパワフルなまさに
心地よい振動が体全体に伝わってきた。
ゴルフへの行き帰りもこんな車ならさぞかし楽しみながら快適な
クルージングが出来るのではないかと思えた。


また、これまでのポルシェは4シーターながら後席が狭いと先述したが、
このパナメーラは全く予想を覆していた。後席に座っても前席と膝の間に
十分な空間が生まれる程、ゆったりと座れる。
ポルシェが追求した"ダイナミック・ラグジュアリー"の結晶。
今回紹介したパナメーラにはすべてそれが活かされているように思えた。
昔からポルシェをこよなく愛する"ポルシェオーナー"の概念も
このパナメーラの誕生で大きく変わるかもしれない。

取材協力:ポルシェセンター目黒
東京都目黒区中目黒2-8-21
TEL 03(3719)6221
Date:2010.02.28 Category:スタイル