ゴルフコース設計の“鬼才”と言われるピート・ダイ。彼を鬼才と言わしめたコースがこのTPCソーグラスです。その従来にないデザインのコースとは・・・・
PREMIUM GOLF
“帝王”ニクラスが造ったメジャー競技にふさわしいコース
文:大山 郁夫
写真:小林 滋
Text by Ikuo Oyama
Photo by Gary Kobayashi

米国PGAツアーの準メジャー競技「メモリアルトーナメント」の開催コースとして知られるミュアフィールド・ビレッジGC。
Muirfield Village Golf Club (Ohio USA)
ミュアフィールド・ビレッジGC
Course History
「マスターズ」や「全米オープン」、「全英オープン」そして「全米プロ」という
世界4大メジャー競技だけでも18勝を飾り“ゴルフ界の帝王”として今でも
世界中のゴルファーから尊敬されているジャック・二クラス。
彼が故郷であるオハイオ州コロンバス郊外に1974年に造ったのが、
このミュアフィールド・ビレッジ・ゴルフ・クラブです。
コース名は1966年、二クラスが初めて優勝した「全英オープン」の
開催コースであった、英国・スコットランドのリンクスコースの
ミュアフィールドがその由来です。
二クラスはこのコースをスコットランド出身で都市工学の専門家であった
デズモンド・ミュアヘッドと共同で造りましたが、完成後、その優秀さが
認められたミュアヘッドは、後に、単独で造形美に優れた多くのコースを
日本を始め世界中に造ることになります。

現在は米国PGAツアー競技の中でも準メジャー大会と言われる
「メモリアルトーナメント」が、二クラスをトーナメントホストにして
毎年5月末に開催されています。
各ホールの造形美もさることながら、池やクリークなどのウォーターハザードを
数多く配置しているためその戦略性は高く、トッププロであっても1番から
最終18番ホールまで全く気の抜けない難ホールが続くコースとして知られています。
Photo by Gary Kobayashi
◇小林 滋(こばやし しげる)
ゲーリー・小林の名で知られる日本を代表するプロゴルフトーナメントカメラマン。
日本国内はもとより世界4大メジャーなど数多くのプロゴルフトーナメントを取材。
国内外のトッププロとも親交が厚く、中でもタイガー・ウッズに最も信頼されている
カメラマン。これまでの収録枚数は20万枚以上。