PREMIUM CAR GUIDANCE
『 Audi RS6 Avant 』
潜在する強烈なパワーが
ドライバーに安心感を与える!
取材・文:大山 郁夫

今回試乗紹介する「 Audi RS6 Avant 」は一見すると、普通のスポーティ
ワゴンのよう。むしろエレガントささえ漂っている。しかし、V10、
5リッター、580馬力のエンジンを搭載するという秘められた性能を聞いて
驚いた。かつて、同じドイツ車に「羊の皮を被った狼」と謳った車があったが、
まさに、この「RS6 Avant」こそがその"真の狼"かもしれない。
スポーティなスタイリングに
エレガントさが漂う!
車選びの第1条件はやはりスタイリング。"カッコいい車に乗りたい"
これが購入意欲を掻き立てる。その点、この「 RS6 Avant 」は緻密に
計算された曲面や直線が織り成す、洗練されたフォルムと至上の躍動感
を感じる。



スポーティな個性を雄弁に物語る、専用のフロントバンパーとエア
インテーク。直線的なブリスターフェンダーは緊張感に満ちたサイド
ビューを描き出し、力強く張り出したリアフェンダーとシンメトリーに
並ぶオーバルタイプのテールパイプが、走り去る姿に比類なき存在感を
もたらしている。
これこそ内側に秘められた高いポテンシャルを"ダイナミックかつ
エレガンス"に表現した、まさに"究極の機能美"といえる。
レースで培った最先端の人間工学が
運転中、獰猛なマシンを手なずける!



インテリア各部に配されたRS専用パターンのカーボンパネルと
艶やかなピアノフィニッシュブラックのインストルメントパネル。
室内空間全体をエレガントな雰囲気で満たすナディア素材のヘッド
ライニング。スポーティかつ上質に仕立てられたコクピット。
計器類はすべて運転中の視界に自然と収まるように並び、ステアリング
に備えられたティプトロニックのパドルスイッチをはじめ、操作に
必要なスイッチ類はドライバーの思考ロジックに合わせて配置。
さらに上質なシルクナッパのスポーツシートが、ダイナミックな
走行時、同乗者をもしっかりホールド。これらはすべて、世界で
一番過酷なレースとして知られるルマン24時間レースでの3連覇
など、数々のレースで培った高速走行時の安定したドライビング操作
を市販車にフィードバックしたものだ。
これでは運転席に乗り込みドライビングポジションに身を置いた瞬間
から、スポーツスピリットの高鳴りはピークになっても仕方がない。
秘められた580馬力の鼓動に
思わず、胸を高鳴らせる!

イグニッションキーをひとたび回して驚いた。心臓部に息づくのは
Audi史上最強のパワーユニット。5ℓ、V型10気筒ツインターボ
FSIエンジンの身体に伝わる咆哮。
最高出力は580馬力、最大トルクは66.3kgm。6速ティプトロ
ニックトランスミッションと織り成すパワーは、わずか4.6秒で
時速100キロの領域まで駆け上がるという。また、ドライサンプ式
オイル供給システムとAudiの代名詞とも言える先進のフルタイム4WD
システム"Quattro" が強力な旋回Gに俊敏に対処、安定したコーナリング
をつねに実現する。
ゴルフコースが山あいに多くある日本では、高速を利用し、上り坂を
行く機会が多くなる。こんな時、パワーのある車がモノをいう。また、
平常時でもハイパワーなスペックを秘めているということだけで、
ドライバーは安心し、かえってゆっくり走るものである。そんな
ドライビングを約束してくれる車が、今回紹介する
「 Audi RS6 Avant 」かもしれない。
なお次回の「 PREMIUM CAR GUIDANCE 」は
『 PORSCHE Panamera S 』を紹介いたしますので、
是非ご期待ください。
取材強力:アウディ ジャパン(株)
東京都世田谷区尾山台2-30-8
なお、掲載にあたりアウディジャパンのご協力で"580馬力の咆哮"が
体験できる試乗が可能です。お問い合わせは東京ゴルフリサーチ担当
(TEL 03-5600-3050)までお問い合わせ下さい。
撮影強力:小田急藤沢ゴルフクラブ
神奈川県綾瀬市深谷南7-2-1
Date:2010.01.04 Category:スタイル





